イギリスの演出・振付家。 代表作として、舞台を現代イギリスに置き換え、男性舞踊種が白鳥を踊る「白鳥の湖(SWAN LAKE)」*1。カルメンを男性に、舞台を現代アメリカ置き換えた「ザ・カーマン(The CARMAN)」などがある。
かつては自身が率いるAMP(アドベンチャーズ・イン・モーションピクチャーズ)で前述の作品などを発表していたが、現在はニュー・アドベンチャーズという形で「白鳥の湖」などの作品を上演している。
*1:映画「リトル・ダンサー」に使われたことでも有名
まずはChat GPTさんの答えから… マシュー・ボーンのバレエ作品は、いくつかの特徴的な要素で高く評価されています。これらの特徴を他の演出家と比較してみましょう。 革新的な解釈と演出: マシュー・ボーンは、伝統的なバレエの物語を大胆に再解釈し、現代的なテーマや要素を取り入れます。例えば、彼の「白鳥の湖」では、通常女性が演じる白鳥を男性ダンサーが演じるという斬新なアプローチを取りました。このような革新性は、伝統的なバレエ演出家とは一線を画しています。 ジェンダーの役割と表現の再定義: 伝統的なバレエではしばしば固定されたジェンダーの役割が見られますが、ボーンの作品ではこれらの境界を曖昧にし、ジ…
マシュー・ボーン振付、2020年上演。WOWOW放送。 祝『レイディマクベス』制作、アダム・クーパー出演ということで。2年くらい前に上映された作品ですが、クーパーが出演した『赤い靴』の感想です。 多分『レイディマクベス』クーパー出演のニュースに沸いた方は『赤い靴』も観ていらっしゃる気がするものの、『赤い靴』でのクーパーは、ディアギレフがモデルとされるレルモントフ役。醜くないオペラ座の怪人のようでもあります。帝王然としつつも、自分のもとを去ったミューズのヴィクトリアを諦められず苦悶するクーパーが観られます。未見の方はこの機会にいかがでしょうか。 愛か芸術か、とか、踊ることが憧れでも呪縛でもある『…
配信されたマシュー・ボーンの『ロミオとジュリエット』を観ました。ボーン作品の、通常版からの引用とずらし的なところがとても好きなので、この作品も興味深く観ました。 trailerです。 www.youtube.com 管理施設の『ロミオとジュリエット』 原作とはかなり違っており、最も異なっているのが家同士の敵対関係という背景がないことで、ロミオとジュリエットが抑圧され恋愛が許されない施設内にいる設定にされています。近未来設定というものの、施設の抑圧状況が酷いのでむしろ前時代的な『カッコーの巣の上で』のような雰囲気もあります。 madamefigaro.jp ボーンやダンサーへのインタビューをNe…
鑑賞日:2021年12月28日(火) 映画館:ワンダーアティックシネマ(1,200円) パンフ:購入(880円) eiga.com 以下ネタバレあり
映画情報 2021年制作 時間:131分 製作国:アメリカ 原題:The King's Man PG12:銃器・刀剣による殺傷・出血の描写がみられるため(映倫から引用) 監督マシュー・ボーン 出演レイフ・ファインズ/オーランド・オックスフォード公ハリス・ディキンソン/コンラッド・オックスフォードジャイモン・フンスー/ショーラジェマ・アータートン/ポリー・ワトキンズリス・エバンス/グリゴリー・ラスプーチンマシュー・グード/モートンダニエル・ブリュール/エリック・ヤン・ハヌッセンアーロン・テイラー=ジョンソン/アーチー・リードトム・ホランダー/イギリス国王ジョージ5世/ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世/…
キングスマン:ゴールデン・サークル【140分】 映画情報 2017年制作 時間:140分 製作国:イギリス 原題:Kingsman: The Golden Circle PG12:簡潔な殺傷、薬物使用の描写がみられるため(映倫から引用) 監督マシュー・ボーン 出演コリン・ファース/ハリージュリアン・ムーア/ポピータロン・エガートン/エグジーマーク・ストロング/マーリンハル・ベリー/ジンジャーチャニング・テイタム/テキーラジェフ・ブリッジス/シャンパンソフィー・クックソン/ロキシーペドロ・パスカル/ウイスキー あらすじ ”キングスマン”組織の本部を破壊されたヒーローたちが、全世界に影響を及ぼす危…
キングスマン【129分】 映画情報 2014年制作 時間:129分 製作国:イギリス 原題:Kingsman: The Secret Service R15+:刺激の強い銃器、刀剣による殺傷、肉体損壊の描写がみられるため(映倫から引用) 監督マシュー・ボーン 出演コリン・ファース/ハリー・ハート ガラハッドマイケル・ケイン/アーサータロン・エガートン/エグジーマーク・ストロングマーリンマーク・ストロングソフィア・ブテラ/ガゼルソフィー・クックソン/ロキシーエドワード・ホルクロフト/チャーリーサミュエル・L・ジャクソン/リッチモンド・ヴァレンタイン あらすじ ある天才IT富豪が、世界中に影響を及…
『ル・ソンジュ(Le Songe)』は、ジャン・クリストフ・マイヨー振付の『夏の夜の夢』です。先日放送されたモナコ公国モンテカルロ・バレエのマイヨーの『じゃじゃ馬ならし』の、一寸微妙な感想記事のなかで、こちらと『ラ・ベル(La Belle)』に言及しました。最近配信・放送されたものではないのですが、マイヨーのこの2本はむしろ推しなので、補完みたいな気持ちです。最後にマシュー・ボーンの『眠れる森の美女』の話と動画を少し入れています。ボーンのものだけ読む方はここをクリックして下さい。 baraoushakes.hatenablog.com 『ル・ソンジュ(Le Songe)』 Trailerでだい…
先日、NNTTバレエ団が『コッペリア』を無観客公演して配信したのを見たのですが、その直後の近日中に、別なバレエ団が『コッペリア』の公演をやるということを知り見に行こうと思っていた矢先、これも中止になってしまいました。これまでバレエを見に行くことは殆どなかったので、その面白さが分からなかったのでしたが、コッペリアの配信がとても興味深い面白いものだったので、何か無いかなと思って検索してみたら、丁度今バレエ物語『赤い靴』を上映している映画館があったのです。今回の『赤い靴』は、1948年のイギリス映画及びアンデルセン童話『赤い靴』をモチーフに、愛とバレエの狭間で苦しむ女性の葛藤を描いたバレエを舞台化し…
【キングスマン】スパイ映画豊作の年に爆誕したのが信頼の証 2015年はスパイ映画が豊富な年だった(「007 スペクター」、「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」、「コードネームU.N.C.L.E.」、「SPY/スパイ」など)。その中で埋もれることなく、光り輝いていた。監督のマシュー・ヴォーンにとって、最近のスパイ映画がシリアスになりすぎていると感じていたことが、「キングスマン」を撮る理由だったという。それは本作をみれば、誰もがわかる愛すべき映画だ【永久保存版】。 目次 映画【キングスマン 】マシュー・ヴォーンの新たなる傑作! 映画【キングスマン 】007とは反対のベクトル!本物のス…
マシュー・ボーンの『アーガイル』の予告編がすごく面白くて、ブライス・ダラス・ハワードが演じる作家エリー、彼女の書くスパイ小説が予言のように現実の事件が起こる。それで、現実のスパイ組織に追われることになる。 この謎解きがなかなかよくできていて、これをいうといきなりネタバレになるけれども、『ロング・キス・グッドナイト』みたいな流れになる。サミュエル・L・ジャクソンが共通してキャストにいるのもオマージュなのかもしれない。 しかし、『ロング・キス・グッドナイト』の主演は、ジーナ・デイヴィス、彼女はスーパーモデル級の美人。に対して、『アーガイル』のブライス・ダラス・ハワードは、ホントに女流作家体型で、ル…
いらっしゃいませ。 本日はお忙しい中【週末息子と見る映画】に遊びに来て下さり ありがとうございます。 5児の父ジェントル男ことキングスマン08です。 前回のブログでお星さまをくれた方、ブクメ及びコメントを下さった方々… ホントありがとうございます また皆さんのブログにもできるだけ寄らせてもらいますね。 なかなか行けなくて申し訳ありません。 【ゴジラ-1.0】 【君たちはどう生きるか】 アカデミー賞受賞 おめでとうございますぅ!! いやぁ〜ハリウッド映画がストで停滞していたとはいえ まさか、まさか日本映画が視覚効果で ハリウッド映画をブッ飛ばすなんて!! まさに快挙でしたね。 …どちらも観てない…
2024.03.19 初回鑑賞 マシュー・ボーン監督/アメリカ/2024年 めちゃくちゃ楽しめました。いかにもアメリカらしいアクションという感じのはっちゃけ具合で。ブライス・ダラス・ハワードのために観に行ったつもりだったけど普通に物語としても面白かった。結局こういうのがいいんだよなーって思いました。 予告から、てっきり小説家の書いた本の内容が偶々現実と被ってしまうファンタジー的な内容なのかと思ってたら、2転3転するがっつりした脚本のスパイアクションだったのが個人的にはすごく好きなポイントだった。小説家だと思ってたら実は任務中の事故で記憶をなくしたCIAのエージェントで…みたいな裏のあるストーリ…
同じ2,000円出すにしてもお得感ある作品ってありますよね。 面白いのはもちろん、作りが豪華な例えば『アベンジャーズ/インフィニティウォーやエンドゲーム』『タイタニック』など。 でも、『キングスマン』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のマシュー・ボーン監督が手掛けたこのスパイコメディアクションな本作は、大掛かりな豪華さではなく、二転三転四転する極上の脚本と、時には笑いを誘う散りばめられたエピソード/複線の回収のデラックスさです。 ----- スパイ小説でヒットを飛ばしている女流小説家が列車の中で自分がスパイ合戦に巻き込まれる……この予告編があそこまで膨らむか!って、驚きと満足感がたま…
遅い時間に失礼します。 読んでくださりありがとうございます。 皆様、本日もお疲れ様でした🙂 今回は、先日イオンシネマみなとみらいで鑑賞した映画「アーガイル」について感想を書かせて頂きます🎬 タイトルは、主役のエリーの台詞からです。 本編とは無関係ですが、ドコモチューズデーで1100円で観れるのを忘れて、1200円で観てしまいました😅 100円…いやその1万倍ぼったくられてるので、なんのこれしきです💰 ※ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい。 監督はマシュー・ボーン、主役の小説家エリーにはブライス・ダラス・ハワード、彼女を助けるエイダンにはサム・ロックウェル、エリーが書く小説の主人公…
ランキング参加中映画 ランキング参加中洋画 ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ 大阪ステーションシネマで8時55分からの部を鑑賞。私以外に、観客は15人だった。 映画.COMから 「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーン監督が描く痛快スパイアクション。 謎のスパイ組織の正体に迫る凄腕エージェント・アーガイルの活躍を描いたベストセラー小説「アーガイル」の作者エリー・コンウェイは、愛猫アルフィーと一緒にのんびり過ごす時間を愛する平和主義者。新作の準備を進めている彼女は、アルフィーを連れて列車で移動中に謎の男たちに命を狙われ、エイダンと名乗るスパイに助けられる。やがて、エリーの小説が偶然…
無駄に派手、だから面白い! 大好き、マシュー・ボーン監督作品。 argylle-movie.jp
映画「アーガイル」/あらすじ評価レビューと感想 評価:星3つ ★★★ 2024年 株主優待鑑賞11本目 あらすじ レビューと感想 映画「アーガイル」/あらすじ評価レビューと感想 評価:星3つ ★★★ 2024年 株主優待鑑賞11本目 利用した株主優待:東京楽天地 あらすじ 『キック・アス』(2010年)、『キングスマン』シリーズで知られるマシュー・ボーン監督の痛快スパイ・アクション映画『ARGYLLE/アーガイル』。 凄腕エージェントのアーガイルが世界中を飛び回り、謎のスパイ組織の正体に迫る大人気スパイアクション小説「アーガイル」。 ハードなシリーズの作者エリー・コンウェイの素顔は、自宅で愛猫…
かなり際どいですね! Argylle: A Novel (English Edition) 作者:Conway, Elly Bantam Amazon なんとも驚いたことに映画というのはおおむね嘘っぱちなわけですが、「限度」というものがあってそれを超えるとドッチラケ、どうでもええわ、となるわけで 今作はかなりそこの際どいラインにいる。 中盤に大きなツイストがありそれはいいんですがそっからさらにツイスト!さらにさらに!となって話がボキボキになっていく。 マシュー・ボーン"らしさ"…なのか?ケレン味1000%のファイトシーンもちょっとさすがに、嘘すぎ… ロッテン低評価はまったくの納得、観客票はそれ…
はじめに いろいろあり, 気づいたら2月終わっていた 2/27-3/06 週報 ウォーキング・ボクササイズ 後述の法事その他であまり行えず 体浮腫みまくり, 体重増えました 2/28 最終出社日 書類手続きをこなしてサクッと終わり, 業務中だったので挨拶などはできず 今回もほとんど人付き合いを積めなかったが, ある意味自分らしいかも 3年半お世話になりました 2/29 国保, 年金 の切り替え手続き 那覇市役所を駆け回る 協会けんぽ → 国保 厚生年金 → 国民年金 ダウングレード感を覚えるのは気のせいだろうか 法事関連 2/28~3/3 葬儀(告別式なしの家族葬) 結果的には「2月に仕事に関…
全然仕事が進まない・・・かなり煮詰まっている・・・そんな時の対処法。敢えて遊ぶべし!!で、映画観てきました(笑) 二転三転どころか・・・※本文中の画像の一部は「映画.com」より引用 監 督:マシュー・ボーン 出 演:ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェル、デュア・リパ、ヘンリー・カビル、サミュエル・L・ジャクソン 公開年:2024年製作/139分/G 製作国:イギリス・アメリカ合作 ざくっとストーリー人気スパイ小説「アーガイル」のベストセラー作家エリー。ストーリーに煮詰まったエリーは愛猫アルフィーと旅にでることに・・・列車の中で何故か悪の組織に命を狙われてしまう。そこに現れたのは薄汚…
昨日はレディースデーだったから、家事の合間にシネコンに行きました。 近所だから、思いついたら行けます^^ 観たのは↓「アーガイル」です。 (C)Universal Pictures 「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーン監督が描く痛快スパイアク ション。謎のスパイ組織の正体に迫る、凄腕エージェント・アーガイルの活躍を描 いたベストセラー小説「アーガイル」の作者エリー・コンウェイは、愛猫 アルフィーと一緒に、のんびり過ごす時間を愛する平和主義者。 新作の準備を進めている彼女は、アルフィーを連れて列車で移動中に謎の 男たちに命を狙われ、エイダンと名乗るスパイに助けられる。 やがて、エリーの小説…
2024年作品、マシュー・ヴォーン監督、ヘンリー・カヴィル ブライス・ダラス・ハワード サム・ロックウェル ブライアン・クランストン キャサリン・オハラ デュア・リパ アリアナ・デボーズ ジョン・シナ サミュエル・L・ジャクソン出演。凄腕エージェント、アーガイル(ヘンリー・カヴィル)を主人公とするベストセラー小説シリーズ「アーガイル」の作者エリー・コンウェイ(ブライス・ダラス・ハワード)は、愛猫のアルフィーと共にのんびり過ごすのが至福という平和主義者だった。 そんな彼女はアルフィーと移動中に、突如謎の男たちに命をねらわれてしまう。 間一髪のところをエイダン(サム・ロックウェル)と名乗るスパイに…
『ARGYLLE/アーガイル』 (ARGYLLE) [2024年イギリス・アメリカ] 謎のスパイ組織の正体に迫る凄腕エージェント・アーガイルの活躍を描いたベストセラー小説「アーガイル」の作者エリー・コンウェイは、愛猫アルフィーと一緒にのんびり過ごす時間を愛する平和主義者。新作の準備を進めている彼女は、アルフィーを連れて列車で移動中に謎の男たちに命を狙われ、エイダンと名乗るスパイに助けられる。やがて、エリーの小説が偶然にも現実のスパイ組織の行動を言い当てていたことが判明。エリーの空想のはずだった世界と、命を狙われる現実との境界線が曖昧になっていくなか、敵の一歩先を行くべく世界中を駆け巡るエリーだ…
ARGYLLE/アーガイル (監督:マシュー・ボーン 2024年アメリカ・イギリス映画) スパイ小説作家の小説があまりに現実化し過ぎるので本物のスパイに目を付けられてしまう!?というアクション・コメディ映画『ARGYLLE/アーガイル』です。監督は「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーンですからスパイものはお手の物でしょう。主人公となる作家エリーをブライス・ダラス・ハワード、彼女に近づくスパイ・エイダンをサム・ロックウェルが演じます。他にヘンリー・カビル、ジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソン、デュア・リパ、ソフィア・ブテラが共演を務めています。 《物語》謎のスパイ組織の正体に迫る凄腕エー…