マネージド・フューチャーズ

社会

マネージド・フューチャーズ

まねーじどふゅーちゃーず

managed futures

CTA(商品投資顧問ファンドを束ねたファンドオブファンズ。世界各地の取引所に上場されている先物などを対象に、トレンドをとりにいく戦略。原資産の種別にこだわらず、株式債券のみならず通貨、商品など幅広く扱うことが多い。テクニカル分析に基づくプログラム売買も含めた、広義のクォンツが多い。レバレッジをかけた大量売買と機動的な運用のために、流動性に優れた上場先物を使い、基本的にハイリスク・ハイリターンを目指す。厳密な定義があるわけではないが、ジャッジメンタル(裁量的)な運用になるとグローバルマクロと重なるようだ。トレンド追随ではない、現物やオプションをからめたスプレッド取引はレラティブバリューに分類される。なんでもあり、ならばオポチュニスティックと言われる。

なお、マネージド・フューチャー戦略を採用するファンド投資するメリット・デメリットは以下の通り。

流動性が高く、また評価の透明性が高いこと、株や債券など伝統資産のリターンとの相関性が低く分散効果が高いことがメリット。リターンのボラティリティが高いこと、クォンツ運用で投資過程が複雑であったりそもそも非公開であったりと投資過程がブラックボックス化しやすいこと、あるいはファンドマネージャーの個人的な手腕に依存していて運用者の転退職によって運用ができなくなる可能性が高いことなどがデメリット。

また、投資対象の流動性が高いこととは別に、ファンド自体の流動性リスク*1に留意する必要がある。

*1:評価損が拡大してくると銀行の信用供与枠が削減されるなどで現金の調達が困難になり、追加証拠金不足となるリスク