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マルクスレーニン主義

社会

マルクスレーニン主義

まるくすれーにんしゅぎ

マルクスレーニン‐しゅぎ【―主義】

(Marxism‐Leninism)レーニンの学説を、帝国主義プロレタリア革命の時代におけるマルクス主義の真の継承・発展と見なす立場からの呼称。

広辞苑 第五版 (C)1998,2004 株式会社岩波書店

上記にあるように「立場からの呼称」が眼目であり、実際にはマルクスレーニンの思想そのものとは異なっている。

この「立場」を採用したのはレーニン没後の共産世界の支配者となった当時のソ連指導部である。上記の「帝国主義プロレタリア革命の時代におけるマルクス主義の真の継承・発展」とはスターリンによる定義であり、必然的に「レーニンの学説」の中身もスターリンらに都合のいい形での取捨選択や変造が行われている。また、スターリンらと対立したトロツキーらの学説は異端なり分派なりとして扱われ、排除された。

当時の世界での左派勢力に対するソ連の影響力は絶大な物があり、「共産主義マルクス・レーニン主義」であるとの定義もしくは宣伝*1が長期間にわたり各国の言論界を席巻した。

*1:もしくは誤解