市川力・井庭数崇『ジェネレーター 学びと活動の生成』(学事出版)を読了。 ジェネレーター 学びと活動の生成 作者:市川 力,井庭 崇 学事出版 Amazon 二人の著書は自分たち教師の役割を、ティーチャー、インストラクター、ファシリテーターから、創造型社会の要請に応じてジェネレーターへと進化させようとする提言の書である。 ジェネレイトとは「生成する」という意味だ。新しいものごとが生成する場に参加し、役割を自ら担う。それをこの本ではジェネレーターシップと呼んでいる。 ものごとの生成の場では、「参加」という言葉を無自覚に使うことが多いが、「参加」という概念は幅広く、ただ集まるだけの参集、観察主体に…