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ミーガン法

一般

ミーガン法

みーがんほう

アメリカで1996年に連邦法として成立した、性犯罪対策法。マスコミなどではメーガン法とされることが多い。

一定の基準を超えた性犯罪者を登録、釈放後定期的に監視し、地域社会に戻るときも政府が警察、住民に警告するよう義務づけている。

仮釈放中の性犯罪者の名前・住所・写真を、警察が出向いて住民・学校・施設などに連絡する州もある。

1994年7月29日、ニュージャージー州のミーガン・カンカちゃん(7歳)が自宅向かいに住むジェス・ティメンデュカスにより強姦され、殺された事件があり、ミーガンちゃんの両親は「男は過去にも複数の幼女暴行事件をしていた。犯歴を知っていれば用心できたが、一切知らされていなかった」としてこの法律を制定するよう求め、成立のための運動を行ったためにこの名称で呼ばれる。


イギリス韓国などでも類似の法律がのちに成立した。しかし各国でどの程度成果を上げているのか不明であるといった意見が一部にある。

人権の問題や一事不再理原則などとの兼ね合いで批判をする人もいる。韓国の場合は顔写真が公開されないので、同姓同名の人が会社をクビになったりして、「顔写真も公開しろ」という批判がある。

2004年12月30日、奈良児童誘拐殺害事件の容疑者として逮捕された男に児童に対する強制猥褻、殺人未遂などの前歴があったことから日本でも類似の法律を作るべきかどうか議論になっている。


参考

http://www.bunkyo.ac.jp/faculty/lib/klib/kiyo/hum/h21/h2105.pdf

http://macska.org/meg/