(Mývatn、ミーヴァトン湖)
アイスランドの北部にある火山湖。アイスランド語で「蚊の湖」の意で、夏に現れるユスリカの蚊柱にちなむ。平均水深は2.5mと非常に浅い。面積は37km2。2,300年前に起きた溶岩の噴火によって形成された。ラクスアゥ川が流出しており、川も含めて自然保護区となっている。
栄養素豊富な湖水の元に、直径10cm以上に成長する巨大なマリモの他、ミジンコ、ユスリカの幼虫が生息している。これらを餌とする水鳥の繁殖地となっており、春から夏にかけて多くの水鳥が繁殖に訪れる。ラムサール条約登録湿地である。