ミューオンラジオグラフィ

サイエンス

ミューオンラジオグラフィ

みゅーおんらじおぐらふぃ

ミューオンラジオグラフィとは、宇宙線に含まれるミューオン(ミュー粒子)を用いてX線では透過できないような大きな構造の内部を透視する技術である。ミュオグラフィ、宇宙線ミューオンラジオグラフィともよばれる。

ミューオン大気と1次宇宙線との反応で発生し、常に地上に降り注いでいるため、ミューオン検出器があれば検出器より上の構造体を非破壊で観察できる。ミューオンは密度や物質の厚さによって透過率や散乱率が変わるため、検出器で観測された数から内部構造を推定することができる。

1960年代アメリカ物理学者ルイ・アルヴァレがピラミッドで最初の試みを行った。日本では2006年に浅間山が観測され、その後原子炉ピラミッドなどにも応用されている。