メートル条約

社会

メートル条約

めーとるじょうやく

[英] International Meter Convention

[仏] Convention du Mètre

メートル条約は、単位の確立と国際的な普及を目的として、1875年5月20日にパリで、17カ国の代表により締結された「メートル法を国際的に確立し、維持するために、国際的な度量衡標準の維持供給機関として、国際度量衡局設立し、維持することを取り決めた多国間条約」のこと。

14ヶ条の条約本文と22条の附録規定からなる。当時、17ヶ国の代表によりフランス・パリで締結された。1921年(大正10年)一部改正。

内容は国際度量衡局国際度量衡委員会条約施行の理事機関)、国際度量衡総会条約の議決機関、少なくとも6年に1回パリで開く)の組織・権限、原器に関する事項、条約の加入・脱退、経費の負担など。

日本は、1885年明治18年)に条約に加入、1886年明治19年)4月16日に「明治19年4月20日勅令」として公布された。その後、国内単位の統一をはかり、土地や建物の表記を除き1959年からメートル法が完全実施された。

現在、メートル条約加盟国は58カ国*1

組織

国際度量衡総会(CGPM)は最高機関であり、ほぼ4年毎に開催されてい。国際度量衡委員会(CIPM)は国際度量衡総会の決定事項に関する代執行機関であり、事実上の理事機関でもある。国籍を異にする18名の委員で構成されており、日本は1907年以降委員会の一つの席を占めている。諮問委員会は、国際度量衡総会から国際度量衡委員会に委託された標準に関する国際的な研究課題を、具体的に検討する任務を持っている。各委員は主要加盟国の国家計量標準機関を中心に構成されている。

国際度量衡局(BIPM)は国際度量衡委員会の直接監督下に置かれ、この機関の事務局であると同時に標準に関する国際的な研究課題の幾つかを直接担当している研究所でもある。パリ郊外のセーヌ河沿いにあって、ここの原器庫に国際キログラム原器が保管されている。常勤職員数は約70名。

*12016年8月17日現在