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モーム

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ウィリアム・サマセット・モーム(William Somerset Maugham).

英国の作家(1874-1965).第一次世界大戦中は,英国諜報機関で勤務した経歴もある.

パリ生まれ.外科医の資格を得るが,文学に転じた.処女作は『ランベスのライザ』(1897).小説だけでなく,戯曲随筆などその活動は多岐にわたり,共通するのはすべて物語性に富み,細かい観察と明るい風刺や機知に満ちているものの,その底流にあるものは虚無的な人生観である,というものであった.英国でもっとも広く読まれている作家の一人ともいわれる.

代表作は,自伝的な小説『人間の絆』(1915),ゴーギャンを描いた小説『月と6ペンス』(1919),『菓子とビール』(1930),短編集『木の葉のそよぎ』(1921),『剃刀の刃』(1944),喜劇『フレデリック夫人』(1907),『おえらがた』(1917).『ひとめぐり』(1919),回想録『要約すれば』(1938),随筆『作家の手帳』(1949)など.