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ユーゴスラビア

地理

ユーゴスラビア

ゆーごすらびあ

バルカン半島にあった連邦国家ユーゴスラビア連邦

第一次世界大戦オーストリア=ハンガリー帝国から独立。

第二次世界大戦時には枢軸国によって占領されるが、チトー(ティトー)指揮するパルチザンの活躍によって自力解放を果たし、これがソ連軍の占領を受けた他の東欧諸国との運命の分かれ道となった。

戦後、チトーの指導下に東西両陣営のいずれにも属さぬ独自路線を歩むことに成功する。

ティトー死後内政が混乱し、1991年クロアチアスロベニアボスニア・ヘルツェゴビナマケドニア(旧ユーゴスラビアマケドニア)の各国が独立し、連邦セルビアモンテネグロの2か国で構成されることになった。

その後、ミロシェビッチ大統領時代を経て、2003年にセルビア・モンテネグロと改名。2006年にモンテネグロが独立し、連邦は消滅した。

なお、ユーゴスラビアの名は解体後の現在においても政治的事情により、構成国のひとつであったマケドニア共和国国際連合等における公式呼称である「マケドニア旧ユーゴスラビア共和国」として残存している。

多民族

「七つの国境、六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字、一つの国家*1」がしばしば言われたユーゴの状況である。

これらをまとめる人工国家ユーゴにとっては、絶対的なカリスマを持ったチトーが存命の間はともかく、そうでなければ国家としてのアイデンティティ自体が怪しいものだった。

*1:もしくは「一人のチトー」