『トランスフォーマー』シリーズの代表的キャラクターの一つ。
惑星型のトランスフォーム形態を持ち、大きさも惑星サイズ。肩書きは星帝。
日米両方の作品に登場し、デザインもその都度起されているが、雄牛の角を思わせる古代の兜を意識した頭部デザインは概ね共通しており、ユニクロンのトレードマークとも言える。
多くの作品では、サイバトロン、デストロン共通の敵である。
健在なときは星々を砕き、喰らいつくす恐るべき破壊者である。そしてそのボディが破壊されている状態でさえ、自らの再生や宇宙制覇のために、さまざまな陰謀を企てる。
トランスフォーマーシリーズはメディアミックスと長期シリーズ故にパラレルワールド化している為、一見するとユニクロンも複数居るような印象を受けるが、トランスフォーマーアルティメットガイドによれば、アニメ、コミックスを含め全ての世界におけるユニクロンは同一の存在であると語られており、次元を超えた存在として扱われている(あくまでアルティメットガイドによる解釈であり、これが直接製作に関わるスタッフの共通した認識とはいえない)。
初出の『ザ・ムービー』では、オーソン・ウェルズが最後に演じたキャラクターであることでも一部で有名。
玩具販売は見送られたが2種類の試作品が存在する。この時点ではマトリクスの破壊には固執したものの、セイバートロン星には然程関心を持ってはいなかった。劇中でのセイバートロンの破壊活動はあくまでガルバトロンの謀反への報復であった。
頭部のみであるが、その意識は健在であり、自らの復活の為にスタースクリームを利用したりもした。また、2010ではユニクロンはプリマクロンによって作られたと語られ、プライマスとの関連性は触れられていない。
頭部のみ登場。但し、エイリアン(ヴォッグ)がコンボイから得た情報によって作ったホログラムに過ぎない。
また、スタースクリームの幽霊が登場した際、彼の話の中にプラネットモードで登場する。
BWIIのガルバトロンを媒体とした故に、ガルバトロンの姿に角が生えた形となっている(声もBWIIでガルバトロンを演じた小村哲生)が、当初ユニクロンの玩具が予定されており、試作品も存在する。また、今木商事氏がコミックボンボンで連載した漫画版(ISBN:4063342697)はユニクロンがセイバートロンを媒体に復活(?)した。
登場はしないものの、ビーストウォーズ・ユニバースによるとタランス、トライプレダカス・カウンシルがユニクロンズ・スポーンの一員という裏設定があるとの事。但し、それを思わせる描写は劇中に一切ない。
何度もお蔵入りされつつけたユニクロンの玩具が初めてリリースされた作品。ユニクロンはセイバートロンの月として存在し、ダブルフェイスが人格部を司る存在であった。また、物語のキーとなったマイクロンはユニクロンによって作られた。
超ロボット生命体 トランスフォーマー MX-00 ユニクロン
マイクロン伝説のユニクロンを黒をメインカラーにリペイントされた。ユニクロンの中核は人間よりも小さい物体と描写されている(ダブルフェイスについては一切触れられない)。
ユニクロンの永遠のライバルであるプライマスがロボットの姿で登場する。しかしながら、ユニクロンとの関連性は一切触れらていない。
また、マスターメガトロンのデザインはユニクロンものを意図的に取り入れられている。これは前作のラストの流れを組んでいる為であるが、国内では前作とは別世界と扱われた故に意味のないものとなっている。
なお、海外版ではノイズメイズとサウンドウェーブの故郷であるプラネットXがユニクロンに関係しているという設定が明かされている。
「ガイアユニクロン」名義で、今作世界では地球のコアと化しているという設定。またその血の結晶はダークエネルゴンとしてトランスフォーマーの死体をテラーコン(人間でいう所のアンデッド)化させる作用があることが判明している。また岩石でできた分身体も登場している。メガトロンが完全覚醒にむけて動いていたが、結局はオプティマスプライムに手を貸して封印させることに。