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ライアル・ワトソン

読書

ライアル・ワトソン

らいあるわとそん

1939-2008年、東アフリカモザンビーク生まれ(白人)。

動物学・植物学・人類学で十数個もの学位を取り、20代半ばで南アフリカヨハネスブルグ動物園園長を務めた他、『裸のサル』で大々ベストセラーを打ち立てたロンドン動物園生物学者デズモンド・モリスや考古学の気鋭レイモンド・アーサー・ダートの下でも修行、アフリカではズールー族の呪術師に付いて非科学知性をフィールドワーク藤田紘一郎のように腸内にサナダムシを飼って踏査に出向いたこともある。クジライルカの実態調査も行えば、グレート・リフト・ヴァレーの森林調査も行い、知識と実践の極限をヒタ走っている。現在はアイルランドの海岸沿いの小さな村;コーク群バリデホフを本拠地と仮に据え、「リンドブラッド」号で洋上生活をしている。科学が非科学だとして統計の外に放置してしまうガラクタ情報やガセネタを科学の正道の立場からコレデモカと云わんばかりに徹底的に文献〜ニュース資料〜科学文献を当たりまくって帰結する、その著作は現代が発揮できる最高の知性/知性の限界ではないだろうか? “一押し”は初めての人には『アースワークス』。科学には詳しいと自信のある人には『風の博物誌』(または『匂いの記憶』)。そして小説・読み物の好きな手合いには『未知の贈り物』。初めて手にする人にはPTSDが訪れる;暫く他の物が一切読めない。

百匹目のサルの話をでっち上げた人としても有名。

相撲評論家でもあり、大相撲ロンドン場所の仕掛け人でもある。

その一方、捕鯨反対運動家でもあり、非捕鯨国の代表を務めている。

2008年6月25日死去。享年69。