ライカM8

コンピュータ

ライカM8

らいかえむえいと

ライカ社初のデジタル版M型ライカ

一連のM型ライカシリーズと連番となるモデル名を冠して同社では初、世界的にもエプソンR-D1に次いで2種類目のレンジファインダーデジタルカメラ


本体はマグネシウム合金製で黒の合成皮革張り。トップカバーと底蓋は削り出しの真鍮製。本体サイズは約136.6×36.9×80.2mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約545g。ソフトは「Capture One LE」、「Leica Digital Capture」などが付属する。


撮像素子は、18×27mmの1,030万画素CCDアスペクト比は3:2。撮影画角は、レンズの焦点距離表記の1.33倍相当となる。ローパスフィルターは装備せず、ソフトによるモアレ解消を行なうという。ISO感度設定は、ISO160〜2500のマニュアル設定。マイクロレンズオフセットにより、画像周辺の口径食を防ぐとしている。最大解像度は3,936×2,634ピクセル。16bitのDNG形式、またはJPEG形式での記録に対応する。DNGAdobe Systemsが提唱する汎用RAWフォーマット。色空間はAdobe RGB、sRGB、ECI RGBをサポートしている。


ファインダーは0.68倍で自動パララックス補正付き。ブライトフレームの表示は、24mm+35mm、28mm+90mm、50mm+75mmの2フレーム1組で、レンズを装着すると自動的に対応フレームが表示される。ベースの基線長は69.25mmで銀塩カメラの現行機種「M7」と同等。有効基線調は47.1mmになる。露出計も内蔵する。マニュアル露出に加え、絞り優先AEモードも選択できる。三角形2つ、正円1つのLEDを使い、+1EV、+1/2EV、適正露出、-1/2EV、-1EVの露出表示を行なう。レンズマウントには6bitコード認識用センサーを装備。レンズ側の6bitコードを読み取り、口径食の修正やレンズ情報のExif記録を行なう。6bitコード付きレンズの出荷はすでに始まっており、ほとんどのライカレンズを6bitコード付きに改造できるという。


シャッターは電子制御式の金属縦走りで、最高1/8,000秒に対応。絞り優先では32秒から無段階、マニュアルでは4秒から1/2ステップで設定できる。バルブ機能も搭載。シンクロ速度は1/250秒。また、ストロボ調光のM-TTLは、撮影1秒前にプレ発光を行ない、最適なストロボ出力を決定するM8からの新方式になった。 巻き上げレバーはなく、シャッターチャージはモーターで行なわれる。モーターにはノイズを最小限に抑えた摩擦ホイールを使用し、チャージ時にトルクを安定状態に保つカムディスクを採用する。また、本体のみで秒2コマ、最大10枚までの連続撮影が行なえる。


液晶モニターは23万画素の2.5型。RGBヒストグラム、拡大、オーバー/サチュレーションのハイライト表示などに対応する。6bitコード付きレンズ装着時には、焦点距離表示も可能。記録メディアSDメモリーカードで、4GBまでをサポートする。PC接続用のUSB 2.0インターフェイスを備え、PCからのコントロールにも対応する。 電源はリチウムイオン充電池。本体同梱のバッテリーチャージャーには、3種類のアダプタ―とカーケーブルが付属する。


日本での発売元はライカカメラジャパン。価格は577,500円で11月下旬の発売予定。ボディカラーはブラッククロームとクローム仕上げ。