下では甲南大学の研究力のお話をいくつか 荒勝先生と増井先生の出会い 増井禎夫(ますいよしお)という先生は、荒勝文策先生と同じく京大理学部のご出身、ただしフィールドは生物学。年齢が40歳ほど離れていますが(多分)京大入学が1949年だと思いますのでかろうじてキャンパス内をうろちょろ歩く荒勝先生の姿を見かけていたはずです。また、荒川先生も増井先生のお顔を知っていたかもしれません。そして荒勝先生は1950年に京大を定年、そのまま甲南大学の学長に就任します。増井先生はもう少しお勉強を続け1955年に修士号取得。そのまま甲南大学理学部助手として職につきます。そういうことで、お二人は、甲南大学で再会しまし…