ランドルト環

サイエンス

ランドルト環

らんどるとかん

[英] Landolt ring

ランドルト環は、視力検査において、世界共通的に用いられる図形で、円環の上下左右(場合によっては上下左右に対して45度)の方向に切り欠きがある「C」に似た図形。

被験者に切り欠きの方向を答えさせることによって視力を測定する。フランスの眼科医ランドルトが考案。

視力は、確認できる最小視角の逆数で表され、1分(1/60度)の視角を確認できる能力を、視力1.0という。例えば、確認できる最小視角が2分なら視力は1÷2で0.5、10分なら1÷10で0.1ということになる。

ふつう視力検査は、視力表から5m離れて行い、視力表で視力1.0に該当するランドルト環は、高さ7.5mm、文字の太さ1.5mm、文字の切れ目部分の幅1.5mmである。この「文字の切れ目部分の幅1.5mm」がちょうど、5m離れたところからの視角1分に相当する。5m離れたところから、この文字の切れ目を確認できれば(ランドルト環の向きがわかれば)、1.0の視力があることになる。

ちなみに、視力0.5用のランドルト環の大きさは1.0用の2倍、0.2用は5倍、視力表の一番上にある0.1用は1.0用の10倍の大きさ。