私の住む所から約50km南にエプジェンと言う小さな町があります。 ここら辺で唯一、夏の水温が割と高く泳げる湖があります。 もう30年近く昔のお話。 パタゴニアに来て焼き物を始めて、なんとか収入を得る手段を見つけようと焼いた作品をボルソンの町の青空広場の定期市で売り始めました。 100以上の出店がある中で、お土産には重い焼き物はなかなか売れませんでした。週3日、一日中夏の野外で頑張っても何とかガソリン代と場所代が出るだけの日が殆どでしたが、月に1回か2回は持って行った作品の半分が売れる事があり、それが嬉しくて続けていました。 その当時チョリと言う名の犬を飼っていて、チョリをモデルにしたお線香立て…