リチャード・バックマン

読書

リチャード・バックマン

りちゃーどばっくまん

Richard Bachman

スティーヴン・キングペンネーム

キングが駆け出しベストセラー作家になった頃、ベストセラー作家は年に1冊だけ出し、ファンの飢餓感を煽って売れ上げに繋げるという当時の出版業界の慣習があった。しかし多作家のキングとしては作品を世に出したい。そこでリチャード・バックマンという架空の人物としても作品を出そうということになった。また、別名で書いてどれだけ売れるのかという好奇心もあったと、キング自身が語っている。

徐々に売れ行きが上がってきたバックマンだが、キング作品とは特に文体を変えなかったことから、ファンによってバックマン=キングと見破られる。当初は否定していたキングだったが、エージェントが同じだったことまで調べられ、観念してテレビ番組にてキング自身が認めてしまう。

キングのペンネームだと発覚後、リチャード・バックマン名義のペーパーバックを読みたい人々が書店に殺到したが、一部キング・マニアにて既に買われ、また版元も特に版を重ねていなかった為に本自体が無く、『The Bachman Bokks』として初期作品4冊が1冊の合本ペーパーバックとして出版され、ベストセラーとなった。

こうしてベストセラー作家は年に何冊出しても売れることが分かり、以後はキングも含め年に複数冊出す作家も出て来た。

尚、バックマン自身はペンネームと発覚後、偽名癌で死去したことになっている。

作品