リプロダクティブ・インイクオリティー

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リプロダクティブ・インイクオリティー

りぷろだくてぃぶいんいくおりてぃ

リプロダクティブ・インイクオリティーとは、性と生殖に関する人間(ホモ・サピエンス・サピエンス)の営みの中で、ほぼすべての社会で、すなわち通文化的・(近)普遍的に存在してきた不平等・抑圧である。大きく分けて4種類ある。

1:男(ヘテロメインオス)から女(ヘテロメインメス)へと加えられる抑圧。物理的、精神的、リプロ的、社会的なさまざまなレイプ(性暴力)が代表的である。

2:親(祖父母含め)から子供へと加えられる抑圧。中絶、嬰児殺、虐待、干渉などが代表的である。

3:モテから非モテへと加えられる抑圧。男の場合と女の場合がある。男側の血統の場合、女側のそれよりも遺伝的多様性が少ない傾向にある。女性の場合、容姿や若さでの抑圧・不平等が加えられやすい。

4:ヘテロ(メイン)からホモメイン・ホモオンリーやアセクシャルなどに加えられる抑圧。ヘテロメインのバイセクシャルヘテロオンリーが歴史上ほとんどの社会で力を持ち、ホモメインのバイセクシャルホモオンリー、アセクシャルなどそれ以外の性的嗜好を持つ人々は抑圧されてきた。また、有性生殖という生物学的制約から子孫を残せないという不平等もあった。

それぞれのリプロダクティブ・インイクオリティーは、進化生物学的に故あるものであり、人間の本性に強く巣食う傾向であるとみなされている。改善することは非常に困難であったのもそのためであるといえる。そのような性質が人間の傾向としてあることを認めたうえで、このような抑圧を打破するために必要な手段として、避妊(1、2)や整形(3)や美容ケア(3)や経済的再配分(3)や育児負担の軽減(1、2)やジェンダーフリー(1、3、4)やバリアフリーユニバーサルデザイン(2、3)や家族イデオロギーの解体(1、2、3、4)や性的嗜好の解放(4)や障害治療(2、3)や生殖医療・生命操作(1、2、3、4)が挙げられる。