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リューベック

(地理)
りゅーべっく

Hansestadt Lübeck

ドイツ北部、バルト海はリューベック湾の奥に位置する港湾都市*1。かつてはハンザ同盟の盟主として繁栄を極めた。
現在でもドイツ有数の港湾都市であり、工業都市でもある。また、中世都市の面影を残す旧市街*2は多数の観光客を引きつけている。

略史

12世紀に建設される。1157年に大火で破壊された後、ザクセン公ハインリヒによって再建される。
1226年に特許状を得て帝国自由都市となり、以後1937年にシュレスヴィヒ・ホルシュタインに編入されるまで独立した都市だった。
1241年に、後にハンザ同盟へと発展する盟約をハンブルクとの間に結ぶ。以後、ハンザの発展とともにリューベックも繁栄期を迎える。
が、領域国家の台頭や経済活動の中心の移動などによって衰える。
1900年にエルベ・リューベック運河が開通したことで、再び発展期を迎える。大戦期の空襲で大きな被害を受けたが、(他の多くのドイツの都市と同様に)再建がなされている。

*1:トラーベ川の川中島から発展した都市であって、直接海に面しているわけではない

*2:世界遺産都市

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