スマートフォン用の表示で見る

リュミエール兄弟

映画

リュミエール兄弟

りゅみえーるきょうだい

映画の発明者。ほぼ同時期に同様の技術を発明したトーマス・エジソンと並んで「映画の父」と称される。兄弟の発明したものはシネマトグラフ(Cinematographe)と呼ばれる。

兄のオーギュスト(1862-1954)と弟のルイ(1864-1948)は、写真材料を製造する父アントワーヌのもとで研鑽を積んだが、1891年にエジソンが発明した覗き見式のキネトスコープ(Kinetoscope)に刺激を受けて、1893年にスクリーンに投影する方式の映写機を製作した。1895年2月13日に特許を取得、同年12月28日に世界初の商業映画「リュミエール工場の出口」(La Sortie des usines Lumiere)をパリのカフェで上映した。これによって1895年は映画生誕の年とされている。他に兄弟は「シオタ駅への列車の到着」「水を撒かれた水撒き人」などの短い映画を作ったほか、世界各国に撮影技師を派遣して各地の風物や日常生活を撮らせた。日本にもコンスタン・ジレル、ガブリエル・ヴェールという撮影技師が訪れている。