消費者を引き離すためのフレーズ。キャッチコピーの逆。
心に残って離れない危険なキャッチコピーから人々を開放し、日本の消費者が新しい商品へと目を向けさせるためのコピーのこと。
危機感に迫られて、市場経済活性のためにAR三兄弟長男・川田十夢氏が企画、運営。
http://warapappa.jp/archives/1465090.html
【キャッチコピー】
おいしい生活
【リリースコピー】
わびしい食卓【解説】
1983年西武百貨店のキャッチコピー。リア充という言葉がなかった時代のおおらかさを感じさせる。しかし、生活をおいしくし過ぎるがあまり、明日への活力の源となる食卓が味気ないものになってはいけない。だからといって、他人の食生活をSNS越しに見せつけられるのも、いただけない話なのだが。
【キャッチコピー】
好きなひとが、できました。
【リリースコピー】
好きなひとは、できました。【解説】
映画『耳をすませば』のキャッチコピー。これにうっかり耳をすました女の子は、好きなひとをつくってはこぞって報告しなくてはいけない強迫観念を植え付けられた。そこで、このリリースコピーである。「が」を「は」に変えただけで、俄然問われはじめる「好きなひと」のクオリティ。なんとなく好きが、限りなく好きになるまでは、「好きな人が、できました。」なんて言えない。そう、いまは評価経済社会まっしぐらなのである。
【キャッチコピー】
おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
【リリースコピー】
いつかはあらがえないりゆうで、死にますが。
【解説】
男にとって、女の子の気分ほどわからないものはない。女にとって、女の子の気分ほど分かって欲しくて分かって欲しくないものはない。要するに無理してはいけない。極論を持ち出して、早く楽になった方がいい。
など