ルフォール

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ルフォール

るふぉーる

クロード・ルフォール1924年ー) 1946年ソルボンヌ大学を卒業、教授資格試験の準備をするなか、第4インターナショナルフランス支部である国際主義共産党の集会でコルネリュウス・カストリアディスと出会い、トロツキスト反対派を形成。49年には、教授資格を取りパリ大学で教え始めると同時に、カストリアディスらとともに〈社会主義か野蛮か〉を創設し、その中心的メンバーとして活動。52年『レ・タン・モデルヌ』誌上でスターリン主義ロシア・フランスの共産党を擁護するサルトルとの間に激しい論争を行う。58年5月の「アルジェリア危機」以降〈社会主義か野蛮か〉に参加するものが増えるにつれて、組織問題をめぐり党の必要を主張するカストリアディスら多数派と対立、その年11月〈社会主義か野蛮か〉を脱退して新しい組織〈労働者の情報と連携〉(ILO)を結成(60年には〈労働者情報通信〉(ICO)に改名)、党を否定し労働者の自発性を最大限尊重する運動を展開。62年のアルジェリア戦争終結後は、このグループを去り、社会学者思想家としての活動に入る。代表的な著作に『官僚制批判の諸要素』(1971年)、『マキャベリ』(72年)、『余分な人間──収容所群島についての考察』(76年)などのほか、メルロ=ポンティの遺作の編集も手がけ、彼についていくつかの書物も著している。