レールバス

一般

レールバス

れーるばす

元々はバスの構造を鉄道車両に持ち込んだ軽量小型のディーゼルカーを指す。旧西ドイツにおいて発達した。我が国では、輸送力に限界があること、また耐用年数が一般車両に比べ短いことからあまり普及しなかった。

1982年富士重工業は5Eバス車体流用構造のLE-Carシリーズを開発。主として新規開業の第三セクター鉄道向けに販売した。2枚折り戸やワンマン構造がバスをイメージさせたこともあり、「レールバス」の愛称は一般に広く普及する。従来構造の新潟鉄工所NDCも含め、軽快気動車全体をレールバスと呼ぶ風潮さえも見られた。「レールバス」の呼称を積極的に用いて宣伝する事業者がある一方、バス転換が連想されるなどとして嫌う事業者もあり、当時の商業出版物にはこの点の配慮が見られる。

その後、耐久性の問題と当該バス車体の生産打切によりLE-Carシリーズは生産終了。従来構造のLE-DCに移行する。

現在では、従来構造の車両が大多数になりバスのイメージではない大型車も増加したこと、ワンマン列車が珍しくなくなりワンマン=バスの連想が働かなくなったことから、「レールバス」の概念は再びバス車体流用車を指すものに縮小しつつある。