レジェンド/光と闇の伝説

映画

レジェンド/光と闇の伝説

れじぇんどひかりとやみのでんせつ

Legend

  • 1985年アメリカ|カラー|国際版:95分、アメリカ公開版:89分、ディレクターズ・カット版:114分|画面比:2.35:1

スタッフ

キャスト

解説

豊かな自然に包まれていた大地を闇で覆いつくして支配せんと、闇の王は自らの唯一の弱点である太陽の光を消すべく、陽光を司るユニコーンの始末を手下に命じる。だがリリー姫のせいでユニコーンは殺害されてしまい、大地は闇に包まれてしまう。リリー姫の恋人である森の住人ジャックは、世界を救えるだろうか。

エイリアン』、『ブレード・ランナー』と立て続けにSF映画で注目を浴びたリドリー・スコットが挑んだのは、純然たるファンタジー。作り上げられたオールセット、凝りに凝った美しい撮影、機械仕掛けではなく特殊メイクのみで作り上げられた住人たち。野心作は映像面では高い評価を得られたが、映画そのものは単調で盛り上がりに欠けるストーリー展開と演出が目立ち、低い評価と興行的失敗に終わる。本作の失敗により、リドリー・スコットは暫くは雇われ監督となってしまう。

  • 劇場公開時には2種類の版があった。1つは当初の予定通りにジェリー・ゴールドスミスによる格調高い音楽が付けられた「国際版」。もう1つはタンジェリン・ドリームによるロック音楽が付けられた「アメリカ公開版」。後者は「若者向けにアピールした方が良い」と、当時のユニヴァーサル会長だったシドニー・シャインバーグの直言を受け入れたもので、何も知らされずに音楽を差し替えられたゴールドスミスは激怒。『エイリアン』でもリドリー・スコットによって勝手に曲を差し替えられた経緯もあり、以後ゴールドスミスはスコットと組まなくなる。これは後にスコットが業界紙「ヴァラエティ」1面を買い取ってゴールドスミスに謝罪広告を出すまでに至ったが、ゴールドスミスは「何で許さなくてはならないのだ」と反論広告を出し、決裂したままとなる。タンジェリン・ドリームの音楽も評価は悪くなかったが、今ではゴールドスミスの音楽は登場人物(ユニコーンも含む)の心理描写を巧みに取り入れたものとして、評価が高い。この事件は映像面でのセンスは抜群なものの、音楽面での素養が無く、また無頓着で、未だに音楽を巡るゴタゴタが絶えないスコットらしいものと言える。尚、本作は後に114分のディレクターズ・カット版がアメリカDVDリリースされた。
  • ロブ・ボーティンの特殊メイクによるクリーチャーの評価は高く(アカデミー賞メイクアップ賞ノミネート)、ティム・カリーが熱演した闇の王のデザインはフィギュア化されるなど、未だに人気が高いものとなっている。

フィギュア

Now Playing - Series 3 Blockbuster 20 Inch : Legend - Lord Of Darkness

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