新潟県のゆるキャラ。
現在の新潟県上越市で、1911年に日本ではじめてスキーを伝えたレルヒ少佐(オーストリア・ハンガリー帝国の軍人)をモデルにしている。
2011年のスキー発祥100周年を記念したもので、新潟県庁が当初予定していたものはロゴマーク&スローガンの制作だったのだが、県内の印刷会社・株式会社タカヨシが「レルヒさん」を提案し、衝撃を受けた担当職員が面白がって採用したことから、レルヒさん伝説が始まる。
ソース:「レルヒさん誕生秘話」
100周年記念事業は無事に終了し、県内外からその風貌で注目を集めたレルヒさんは、そのまま「元祖スキー天国新潟」をPRするために一年中全国各地を飛び回ることになった。
8月31日生まれ。永遠の28歳。
犬が苦手だが、うっかり戯れようとすることがある。2016年現在、Twitterで「克服した」と告白している。
女性や子どもも苦手だというが、これは「まんじゅう怖い」と同じ。イベントでは積極的に女性や子どもと交流するレルヒさんを見ることができる。
新潟のご当地アイドルである、NegiccoやRYUTistのステージに応援で上がることも多い。
2013年5月ごろ、Hey!Say!JUMPコンサートの新潟公演で中島裕翔がメンバーからレルヒさんに似ているとネタにされたことを聞きつけて以来、Twitterやブログなどで応援をしている。
レルヒさんの前で頭を下げると、深々とお辞儀をしてくれる。その際、帽子やおでこ部分が頭に当たるが、決して頭突きではない。頭突きお辞儀されたら「1年間無病息災」「肌がツルツルになる」「とにかくなにかいいことがある」と言われている。上級者はつば部分が当たるように頭を下げる。
レルヒさんのことが気になって仕方ない人たちの集まり。規則は特にない。全国各地にその存在が確認されている。
レルヒさんには「レルヒさんのうた」というテーマ曲があり、CDで発売されたこともある。一度聴いたら忘れられない中毒性のある迷曲名曲である。新潟県内の名所を紹介した「レルヒサンバ」こそが名曲であるという声もある。iTunes、レコチョク、moraからダウンロードできる。
歌唱している「シュプール音楽隊」は2013年夏に代替わりしている。
カラオケ配信もされている。
2015年2月18日発売、ビクターから発売。メジャーデビューを果たした。
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A024992.html
身長270センチとかなり巨体であるが、運動神経は抜群。運が良ければイベントでかなりはっちゃけているレルヒさんを見ることができる(大人しい時もあるので要注意)。
2010年 第15位(携帯投票部門)
2011年 第10位
2012年 第12位
2013年 第120位
2014年 第107位
〈2013年まで〉
GPがいまのスタイルになった2011年から3年間、新潟県内では第1位の人気を誇っていた。2012年までは全体的に組織票が横行しても、ベストテン周辺の順位を守っていたが、2013年は大幅に順位を下げた。それでも新潟県内で1位であったということは、組織票をよしとしない県民の堅実さを推し量ることができる。悪く言えばゆるキャラに対する熱が低い…。
〈2014年〉
前年に他団体によるゆるくなさすぎる組織票に苦しめられたレルヒさんであったが、組織票の問題は改まることなく2014年も終わった。
しかし、毎日レルヒさんに票を投じるファンは変わらず多く、さらに越後謙信SAKEまつりのイメージキャラクター・歌瀬吟を筆頭に、NegiccoやRYUTist、ヤン(FM-NIIGATAパーソナリティー)らさまざまな県内著名人がレルヒさんを応援した。中でも、泉田裕彦知事の応援呼びかけによって大幅にランクアップした。
それでも他団体の強固な得票数を超えることはできず、100位までという決選投票枠に入れなかった。その件との関係は不明だが、決選投票イベントへの参加も取りやめになっている。
年々、組織票への批判が増えるなかで、レルヒさんの順位ぐらいがリアルなファンからの票数なのではないかという声もある。
が、それでもレルヒさん自身はお祭りごとが大好きなので、順位についてはあまり気にしていないようである。
2015年は早々に不参加表明した。
2014年、ソチ冬季オリンピックの団体ラージヒルで銅メダルを獲得した清水礼留飛(れるひ)選手は、新潟県妙高市出身で、中学時代から活躍を期待されていた。名前は、一本杖スキーを伝えたレルヒ少佐が由来であることから、レルヒさんとの交流が期待されている。新潟県庁での知事への表敬訪問の際に礼留飛選手を出迎え、妙高市での凱旋パレードに参加は出来なかったものの、出身高校での講演会ではレルヒさんも現れるなどして良好な関係を築いている。
いまや新潟県の誇るご当地アイドルになったNegicco。レルヒさんもステージで一緒に踊ることが多く、大応援している。夢は「一緒に武道館!!」。
田島貴男が作詞・作曲した「サンシャイン日本海」のカップリング曲「フェスティバルで会いましょう」のMVで、レルヒさんのぬいぐるみが登場している。「一緒に武道館!!」の夢も遠くない未来かもしれない。
2014年12月、「光のシュプール」がオリコン5位に。その直後に発売されたNegiccoのセカンドアルバム「Rice&Snow」ジャケットに、レルヒさんのぬいぐるみを確認できる。「一緒に武道館!!」の夢はさらに現実に近づいているかもしれない。
新潟・古町を拠点に置くご当地アイドルのRYUTist。Negiccoとはまた違うアプローチで新潟愛を貫いている。県外遠征で新潟のゆるキャラのぬいぐるみを携えて、短い持ち時間の間に自己PRよりもキャラ紹介を優先させたことで話題になった。レルヒさんを紹介するのはリーダーの佐藤乃々子。
レルヒさんは「柊」が好きと明言している。
新潟二大荒ぶりキャラといえば、レルヒさんとブリカツくん。ふたりがそろってパフォーマンスすると必ず爆笑の渦が巻き起こる。2012年春に新潟県最大級の同人誌即売会・ガタケットのお昼の儀式で「合体」を見せて以降、腐女子からあらぬ疑いをかけられている。一方的に好意を寄せてくるブリカツくんのことを無下に扱うこともあるが、ブリカツくんによると「ステージ裏でのアニキは優しいっちゃ」。
2013年3月に惜しまれながらも引退した岐阜県のやななを、卒業旅行として新潟県湯沢町に招待。
くまモンとの親交も古く、2012年12月にはくまモンを湯沢町に招き、2013年11月にはレルヒさんが熊本県に遊びに行った。
2011年のゆるキャラまつりin彦根(現・ご当地キャラ博in彦根)で、豊島区巣鴨のすがもんとブースが隣同士になってから意気投合し、3年連続ですがもんのクリスマスイベントに招かれている。
レルヒさん、身体で新潟県を語るシリーズ。主にステージタイムのあるイベントで披露することが多い。ちなみに新潟県は上から、下越・中越・上越地方と分けられている。
【ラジオ】
・新潟めぐり GO!GO!レルヒさん
2015年4月3日から毎週金曜日午後4時30分からエフエムしばたで放送されていた。1週遅れでジャスクリで動画も配信。レルヒさんが通訳の高橋遥(リリマリ)を引き連れ「新潟愛」を語る(?)番組。エフエムしばたはサイマルラジオで世界中で聴くことが可能。
エフエムしばた→コチラ
ジャスクリ→コチラ
【CM】
・プライベート・ビエラ(2015〜16年/パナソニック)
・十六茶(2013年〜/アサヒ飲料)
【映画】
・「ライヴ」(2014年公開/井口昇監督)
・THE NEXT GENERATION パトレイバー/第6章(2014年公開/押井守ほか監督)
【アニメ】
・ロボットガールズZ(2014年/博史池畠監督)
稲田徹が声を担当。
〒950-0141
新潟市江南区亀田工業団地1-3-21
地域ブランドキャラクターラボ
レルヒさん
または
〒950-8570(住所記載不要) 新潟県庁 レルヒさん