19世紀後半、ロシアの民族性に根ざしながらも、世界標準な曲を作った音楽家集団。以下の5名を指す。 ミリイ・バラキレフ(1837年 - 1910年)
ツェーザリ・キュイ(1835年 - 1918年)
モデスト・ムソルグスキー(1839年 - 1881年)
アレクサンドル・ボロディン(1833年 - 1887年)
ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844年 - 1908年)
【シリーズ=教養の饗応】(2/29配信第83号) 今は、二十四節気の「雨水(=うすい)(2/19-3/4)」 七十二候の「草木萌動(そうもくめばえいずる)(2/29-3/4)」です。 昨日2月28日は、「先勝(せんしょう)」です。 本日2月29日は、「友引(ともびき)」です。 明日3月1日は、「先負(せんぶ)」です。 また、陰暦二月の異名は「如月(きさらぎ)」です。 英語では「February」 フランス語では「fevrier= (フェブリエ)」です。 中国語では『二 月』と書いて『アーユエ』と発音します。 韓国語では『이월』と書いて『イウォル』と発音します。 2月の呼称としては、「仲春(ちゅ…
潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる 成功への道しるべ!この世は全て催眠だ 〜「感性置換」こそ芸術の生命〜 第一回目のPBI(サイコ・バイオニクス・インシュティチュート:精神生体工学研究所)の授業では、私も我が妻・裕子も全くスプーーンは曲がるどころか、頑として固いままでした。我々二人は、ともに音楽を志しているという単純な動機から、そして私はフルート(管楽器)、妻は歌手という呼吸を使うことが主流の演奏法ですので、「集中」と「呼吸」には些(いささ)か自信を持っておりました。また私は作曲を生業としておりましたので、イメージすることには何ら抵抗はありませんでした。 作曲という作業は(編曲も含…
【公演名】東京都交響楽団第980回定期演奏会 Aシリーズ 《主催者言》 ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督・首席指揮者や神奈川フィル首席客演指揮者などを歴任し、2022年9月からフランス国立ロワール管弦楽団の音楽監督を務めるサッシャ・ゲッツェルと、人気ヴァイオリニスト、ネマニャ・ラドゥロヴィチが、コロナ禍による2度のキャンセルを経て、いよいよ都響初登場です。盟友ネマニャとのチャイコフスキーの協奏曲と、彼が書き上げた交響曲5番の大作は、ウィーン出身のゲッツェルの面目躍如たる、聴きごたえ充分のプログラムです。 【日時】2023.9.3.(日)14:00~ 【会場】東京文化…
ムソルグスキー Modest Mussorgsky (1839-1881)オペラ ボリス・ゴドゥノフ Boris Godunov (1869,1872) 01 02 03 04 05 ボリスについての以前の記事を集めた。(2006) 「ボリス・ゴドゥノフ」の変遷 「禿山の一夜」の場合と同様に「ボリス・ゴドゥノフ」の歩みも複雑です。以下にまとめてみました。 1868年4月、ダルゴムィシスキーがオペラ「石の客」の2幕を完成。ドン・ジョバンニの話のプーシキン版で、プーシキンの文を逐語的に用いる叙唱(レシタチーフ)から成った新しいオペラだった。(「ロシア音楽史」フランシス・マース著、森田稔・梅津紀雄・…
街とその不確かな壁作者:村上春樹新潮社Amazon 村上春樹著 気になった文章を引用して、いま感じたことを素直に書いていきます。 引用部では省略があります。挿入や改変はありません。 第一部 p.11 心から何かを望むのは、そんなに簡単なことじゃない p.19 誰が先頭に立つというのでもなく、誰が隊列を導くというのでもない p.37 この世界に完全なものが存在するとすれば、それはこの壁だ p.43 壁の外の街はどんな街だったのか p.58 影が死ねば暗い思いもそこで消え、後に静寂が訪れるの p.63 その草の名前を君は知らない p.67 永劫というもののひとつの問題点 p.76 純粋な好奇心 p…
村上春樹の作品には、女性との別れによる喪失を書くものが多くある。 『ノルウェイの森』もそのひとつで、この作品では女性との別れを他の女性で埋め、女性との別れで空いた穴を女性にケアしてもらうことでその傷を癒していたが、『街とその不確かな壁』では女性との別れで空いた穴を、他の女性で埋めようとするもうまく行かず、結局穴の空いた自分を自分で抱きしめることで、傷を癒し過去の呪縛から脱する物語になっていた。 村上春樹の多くの主人公と同じく、『街とその不確かな壁』の主人公も高校生の時に失恋をする。 その恋の相手である〈きみ〉は心に何か問題を抱えている女の子で、主人公である〈ぼく〉に、高い壁に囲まれた特別な街の…