あらすじ レイトン・コートと呼ばれる田舎の屋敷で、主人が額を撃ち抜かれて死んでいるのが発見された。現場は鍵が掛かっており、遺書も発見されたため、警察は自殺として事件を扱うが、そんな中、主人のパーティーに参加していた妙な男が殺人説を主張し始める。 ロジャー・シェリンガム――友人のアレグザンダー・グリアスンにくっついてきた三十過ぎのおしゃべりな小説家は、アレグザンダーを助手に指名すると、何故か自信満々で事件の調査に乗り出すのだが…… バークリーによる忘れがたい名(にして迷)探偵ロジャー・シェリンガムシリーズの第一作。 感想 この作品、1925年発表なんですよね。それでこのひねくれぶりというか、シリ…