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ロバート・ヘリック

読書

ロバート・ヘリック

ろばーとへりっく

Robert Herrick (1591-1674)イギリスの王党派詩人英国国教会聖職者ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学に学んだ後、ディオンの教会の司祭として赴任したが、共和政府時代は追われてロンドンに帰った。王政復古後は任地に戻り、残りの生涯を過ごした。生涯独身を通したが、気さくで陽気で人気者であった。

 ベン・ジョンソンの流れをくむ抒情詩が有名で王党派詩人の代表的存在。短詩形を自由に駆使し、平易かつリズミカルな詩が基調。命のはかなさを嘆く儚く無常な束の間の人生の謳歌を詠んだ詩では哀愁を誘う。恋人たちに優しく呼びかける恋愛詩も多い。

英語のことわざにもなっている有名な「バラのつぼみは集められる時に集めよ」は詩「乙女よ、時を大切にせよ」の「時のある間にバラの花を摘め、時はたえず流れ、今日ほほえむ花も明日には枯れる」からきている。作曲家ウイリアム・ローズによってリュート伴奏歌曲にもなっている。