投機目的の国際通貨取引に対して課税を強化すべきだという立場から提案されている税制。ノーベル賞受賞者のジェームズ・トービン(James Tobin)氏が提唱。かつて暴政に抵抗したロビンフッドの名を冠した。 英国ではすでに、市民団体が同税創設を各政党などに呼びかけている。その提案によれば、投機目的での通貨取引にのみ課税するとして、税率を平均0.05%とすれば、英国だけで年間2,500億ポンドの税収(日本円で約36兆円)が見込めるという。