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ヴィリリオ

読書

ヴィリリオ

うぃりりお

解説

冷戦インターネット等、その時代で人間に最も影響を及ぼす科学技術、文化に精力的に言及しつづける。ドゥルーズガタリとも交流があり、日本人には『ミル・プラトー』における引用や、映画監督押井守による紹介(『パトレイバー2劇場版』はヴィリリオの戦争観を多く参照する)などを通じて知られる。

冷戦構造における平和とは、核による完全抑止が実現する戦争状態のこと」(『純粋戦争』)

「技術の発明は、常に予測不可能な事故の発現を伴う」(『情報化爆弾』)

「速度の発明により地政学から時政学へと移行した世界はインターネットの登場により、ついにはすべてが'今'となった」(『電脳世界』)

などその語り口は独特で、「速度の哲学者」「事故の博物館館長」などと評される。最近ではようやくヴィリリオの研究書なども登場し、これからの社会、メディアなどに引き続き影響を与えそうな哲学者

前述「事故の博物館」は以下web版で見ることができる。

http://www.onoci.net/virilio/pages_uk/accidents/liste.php?th=1&rub=1_3