ヴェクサシオン

音楽

ヴェクサシオン

う゛ぇくさしおん

ジムノペディ』『あなたが欲しい』などの作品で知られるエリック・サティ(Erik Alfred Leslie Satie)の死後に発見された作品の一つ。作曲時期は1895年頃と言われている。

主題・変奏1・主題・変奏2の順に演奏される計52拍からなる旋律を、840回繰り返して演奏する。その特徴的な構成から、ギネスブックにも「世界で最も長い曲」として記録されている。初演は1963年の年末、実験音楽家のジョン・ケージらにより年を越えて行われ、演奏時間は18時間以上を記録した。ギャビン・ブライアーズも演奏経験があるが、やはり18時間以上かかるらしい。人によれば、幻覚症状を起こすらしい。

そのタイトル「Vexations」には「いやがらせ」という意味がある。2004年5月5日放送の『トリビアの泉』で演奏され、その後、続けてジョン・ケージの「4'33''」が「演奏」され、「ヴェクサシオン」は「86へえ」と「マイ・フェイヴァリット・トリビア」を獲得し、「4'33''」は「85へえ」を獲得した。日本では、昭和42年(1967年)12月31日から元旦にかけて黛敏郎らが演奏した。