クリスティアン・ヴォルフ(Christian Wolff、1679年1月24日 - 1754年4月9日)は、ドイツの哲学教師であって、ライプニッツからカントへの架橋的存在とも称されえよう興味深い人物である。
彼の生涯や諸業績(それらのうちの一点を具体例として挙げるとするならば我々は、少なからぬ従来のラテン語による哲学著作からドイツ語でのそれへの転換に於いて、また少なからぬ哲学用語のドイツ語化を齎した点をこそ、挙げ示すことが出来ると言えるだろう。)についての詳述は紙幅の諸関係上これらを已む無く割愛せざるべからざる事態に立ち至りこそすれ、彼の「史上初めての」とも言われたりする「存在論(Ontologie)」の「講壇哲学」体系への組み込み・組み入れをも、我々は無視すべきではないだろう。
即ちヴォルフは哲学を、理論的哲学と実践的哲学とに分け、前者を「形而上学」と呼び、この形而上学を構成するものとして、存在論、合理的心理学、宇宙論、合理的神学を掲げた。このなかで存在論は「存在者が存在するかぎりにおいての存在者一般の学」であり、優越した特殊な存在者(神や魂)を扱う特殊形而上学(合理的心理学、宇宙論、合理的神学)に「先立つ」一般形而上学として位置付けられたのであったのである。
…さてところでかのイマヌエル・カントは、ヴォルフに代表される独国(ドイツ)「講壇哲学」の影響下に立っても居たのであるが、それは主としては、アレクサンダー・ゴットリープ・バウムガルテン(独: Alexander Gottlieb Baumgarten、1714年 - 1762年。ドイツの思想家。ライプニッツからの伝統を受け継ぎ、「美学」の創始者として知られる。)『形而上学』、即ち、彼の哲学・形而上学の教科書に拠ったものなのである(のであって、カントの蔵書でもあったのであろうかかる書物のその欄外には、多数の書き込みが為されておることが視認されるのであり、これが彼の形而上学説の理解にとってもまた枢要な位置を占める第1級の第「一次文献」と「呼称」されうるのである)。
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| あ | オントロジー, イタリア風セレナーデ, 狼の口 〜ヴォルフスムント〜 |
|---|---|
| か | 加藤二郎 |
| さ | ゾンマーフェルト, 斎賀みつき |
| な | 中田譲治 |
| は | パウリ効果, ヘルベルト・ヴィント, 平野卿子, ヒラリー・ハーン, ハイドン |