3月20日、衆院島根1区補欠選挙の自民党公認候補の事務所開きで気勢を上げる茂木敏充幹事長(中央)=松江市(永井大輔撮影) 衆院3補欠選挙(28日投開票)を巡り、自民党が逆風に直面している。東京15区と長崎3区の不戦敗が決まっているが、唯一、公認候補を擁立した島根1区も報道各社の情勢調査で劣勢が報じられている。終盤に向けて攻勢に転じられるかが焦点となる。 【グラフィックで見る】衆院3補欠選挙の主な構図 「厳しい声をいただく中、党の再生と信頼回復への強い覚悟を訴え、政策の実行力を丁寧にアピールしていく。党を挙げて戦い抜いていきたい」。岸田文雄首相(自民総裁)は22日の自民役員会で、島根の補選につい…