闇サイト殺人事件

一般

闇サイト殺人事件

やみさいとさつじんじけん

名古屋OL拉致殺人事件とも言われている。

2007年8月24日午後、名古屋市千種区の会社員磯谷利恵さん(当時31)を拉致、殺害したとして強盗殺人などの罪に問われた神田司(37:愛知県豊明市元朝日新聞セールススタッフ)、堀慶末(33:名古屋市東区無職)、川岸健治(42:住所不定無職)の3被告名古屋地裁であった論告求刑公判(2009年1月20日)で死刑求刑された。

事件の経緯

面識もなかった被告達は闇サイトで知り合った。

起訴状によると、3被告は2007年8月24日深夜から同25日未明にかけ、帰宅中の磯谷さんを車で拉致、現金約6万2千円などを奪ったうえ、愛知県愛西市内の駐車場に止めた車中で、顔に粘着テープを巻き付けてポリ袋をかぶせて、ロープで首を絞めるなどして殺害。遺体を岐阜県瑞浪市内の山林に遺棄したとされる。


裁判

2009年1月20日、論告求刑公判名古屋地裁であった。

殺害の計画性を否定している点が大きな争点。

誰が主導的役割を果たしたかも焦点の一つ。

川岸被告は「首謀者は闇サイトで呼びかけた自分だが、3人は同格」と主張。

神田被告も「分け前も平等で同格だった」と述べた。

しかし、堀被告は「神田被告が、(立場が)上だった。何をするにも神田被告が話を進めていた」と主張

神田被告は知人に手紙を郵送してブログを開設。

「うそつき姉ちゃん」などと磯谷さんを侮蔑する言葉を並べながら、事件や公判に関する「リポート」を掲載。

法廷でも「自分がつくったルールに従って生きているだけ。他人がつくった法律に縛られて生きようとは思わない」と断言したが、その一方で「殺害のきっかけは、川岸被告が乱暴しようとして被害者の態度が一変したから」などと、責任をなすり付けた。

3被告死刑求刑

判決

2009(平成21)年3月18日

名古屋地裁

死刑神田司、堀慶末

無期懲役→川岸健治(犯行直後に自首したことを考慮)

神田被告側は判決を不服として即日控訴したが、2009年4月13日付けで控訴を取り下げ、死刑が確定した。

起訴事実:全て認定

動機:「楽をして金をもうけようとした利欲目的のみだ」と指摘。ネットで知り合った犯罪集団が、躊躇(ちゅうちょ)無く数日間で犯罪を計画・実行した経緯を特異だとして、「この種の犯罪の危険性を実現した極めて悪質な犯行だ」された。

計画性を否定した弁護側の主張は退けた。

極刑陳情書への署名を募るサイト

一方、遺族の方が立ち上げた極刑陳情書への署名を募るサイトがあり、2009年2月19日現在で318,210名の署名が集まった旨の報告がされていた。目標は30万とされていた。