平成17年2月14日放送 日本産婦人科医会常務理事 栃木 明人 日産婦医会アワー 平成17年放送分 母子の生命健康を保護するとともに,女性の健康を保持・増進して,国民の保健の向上に寄与することを目的とする,母体保護法指定医師やこれに賛同する産婦人科医師等により組織されている、日本産婦人科医会発行の指定医師必携には,母体保護法による人工妊娠中絶について記載があります。そこには人工妊娠中絶の適応などの説明とともに人工妊娠中絶後の注意と指導の項目に,排出内容とくに胎児の取り扱いは慎重に行う事として明記してあります.その中には,妊娠12週未満の胎児は,指定医師が処置することになっているが,これの処置は…