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井田真木子

読書

井田真木子

いだまきこ

ノンフィクション作家

1956年神奈川県生まれ

慶応大学文学部哲学美学専攻卒業。

早川書房勤務を経て、フリーランスライター。

2001年3月に急逝。

 早川書房勤務を経て、雑誌のデータマンを長く続けたあと、女子プロレスの世界で生きる三人の少女にスポットを当てた『プロレス少女伝説』(かのう書房、90年)で九一年大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。家田荘子氏との同時受賞に、初の女性独占と騒がれた。選考委員の深田祐介氏は、「二人の作品に共通するのは肉声が直接響いてくること」と高く評価、「女性の時代の到来を感じた」と述べた。

 九三年には残留孤児二世の苦難の生活を描いた『小蓮の恋人』(文藝春秋、92年)で講談社ノンフィクション賞も受賞。「他の人がやらないことを、なぜやらないのかわかるまでやる」という「我慢強さ」が信条。空しい時代を封印せずに記録することこそ、その時代を克服するうえで必要、と信じる正統派のノンフィクション作家だ。



著書

『十四歳』(講談社

プロレス少女伝説』(文春文庫

『もうひとつの青春 -同性愛者たち』(文春文庫

『小蓮(シャオリェン)の恋人 -新日本人としての残留孤児二世』(文春文庫

温泉芸者一代記』(かのう書房)

『フォーカスな人たち』(新潮文庫

『いつまでもとれない免許』(集英社) *しりあがり寿氏のまんが付き。

『かくしてバンドは鳴りやまず』(リトル・モア) *逝去後、絶筆となったシリーズをまとめたもの      

    URLhttp://www.yomiuri.co.jp/bookstand/syohyou/20020408ii01.htm