郁文館

郁文館

(一般)
いくぶんかん

・土浦藩藩主土屋英直が1799年に創建した藩校、郁文館。
・東京都文京区向丘にある私立中学校・高等学校、郁文館中学校・高等学校。

藩校郁文館正門

土浦藩の藩校郁文館は、寛政十一年(1799)七代藩主土屋英直のとき城内に開設されたものであるが、天保十年(1839)十代藩主土屋寅直が現在地に移設した。郁文館は、文館と武館に分かれていたため、文武館とも呼ばれ、有名な藤森弘安や剣客島田虎之助らが指導に当たった。
郁文とは論語からの引用で、学問や教育の盛んなようすをいう。
藩校郁文館の正門が土浦第一中学校に移築されて現存している。

郁文館夢学園 *1

学校法人郁文館夢学園(がっこうほうじんいくぶんかんゆめがくえん)は、東京都文京区に所在する学校法人。
棚橋一郎によって1889年11月13日に開設された私立郁文館が母体。
傘下に中高一貫教育を提供する郁文館中学校・高等学校、郁文館グローバル高等学校を設置している。

◆アクセス
東京メトロ南北線、東大前駅徒歩5分
東京メトロ千代田線、根津駅または千駄木駅徒歩10分
都営地下鉄三田線、白山駅徒歩10分

郁文館中学校・高等学校

1889年開校。旧制郁文館中学を前身とする私立学校。姉妹校(同じ校舎内)に郁文館グローバル高等学校が所在。

◆共学化について
創立より120年間男子校であったが、創立121年目となる2010年4月より共学化。

◆沿革
1888年11月 - 東京府本郷区駒込蓬莱町28番地(現:東京都文京区向丘二丁目19番1)に設立、私立郁文館と命名する。初代校長に棚橋一郎。
1951年1月 - 学校法改正により、学校法人郁文館学園に改組
2006年4月 - 学校法人名を郁文館夢学園へ改称

郁文館グローバル高等学校

郁文館中学校・高等学校と敷地を共有している。 郁文館高等学校とは別個の学校であるため、途中で郁文館高等学校へ学籍を移動することはできない。

◆郁文館高等学校との違い
・担任を日本人教員とネイティブスピーカーの2人が担当
・高校2年生からは完全文系授業
・高校1年2月〜高校2年12月までニュージーランドでの留学プログラム

◆設置学科
全日制課程 国際科

◆沿革
1918年 - 私立郁文館の付属校として郁文館商業学校として開校
1949年 - 学制改革により、新制の高等学校へ改組。郁文館商業高等学校となる。
1993年 - 商業科を廃止。国際科新設。郁文館国際高等学校と改称
2006年 - 現校名に改称
2010年 - 4月より共学校となる。

主な出身有名人

関口メンディー(日本のダンサー。GENERATIONS、EXILEのメンバー)
舘野哲也(陸上競技選手、400mハードルロンドンオリンピック代表)
大久保雅史(プロボクサー、第38代東洋太平洋フライ級王者。日比谷高校定時制に転校)
杉浦茂(漫画家)
栗田貫一(お笑いタレント)
潮惠之助(内務次官、内務大臣、文部大臣)
石原純(物理学者)
今西龍(東洋史学者)
押川清(東京六大学野球・早大投手、野球殿堂)
河合栄治郎(東大自由主義知識人。府立三中へ転校)
柴田常恵(考古学者)
副島千八(農林大臣、商工省商務局長 / 佐賀中学から転校)
辻本満丸(応用化学者)
松岡映丘(日本画家)
宮城長五郎(司法大臣、長崎・札幌控訴院検事長 / 塩野季彦閥として司法相就任)
物集高量(国文学者)
泉二新熊(法学者)
柳田國男(民俗学者。共立学校から転校)

*1:著書『吾輩は猫である』に出てくる落雲館のモデルとなった。

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