1904年8月8日 大韓帝国で宋秉蔲と李容九を中心に、東学党・農民・独立協会員で結成された朝鮮半島最大の政治結社。会員数は百万人を誇っていたと言われる。「日韓合邦」を主張し、日本の韓国併合策を支持した。また、日露戦争においては日本軍に労働力を提供するなど協力を惜しまなかった。しかし一進会が考えていた日韓合邦とは、あくまで日本との対等な合邦であった。日本政府が進めたのは吸収合併による韓国併合であった。一進会の幹部は大韓帝国の閣僚に登用されたが対等合併を求めたため、日本政府は直ちに一進会幹部を解任した。一進会も併合直後の1910年9月12日、日本政府によって解散させられた。
宋秉蔲と李容九ら一進会幹部は韓国内では現在売国奴とされている。