海原の中にたゆたう文化の薫り。 しばらく更新の間が空いてしまいましたが、前回の記事では米子から境港、七類へと移動して隠岐汽船に乗船。島前の知夫里島と西ノ島に訪問した部分をご紹介しました。今回は山陽山陰地方旅行の3日目、隠岐諸島のうち島後(隠岐の島町)を半周ほどして本土に帰還する様子をお届けします。 翌朝、宿でかるく朝食を取って、西郷の港へ。それなりに大きな集落で、行政施設なども集積していますが、朝の街は静かです。正直、大きな街に出るまでに時間がかかることとコンビニがないことを除けば、本土の同程度の人口規模の街よりも便利に暮らせるかもしれません。 移動してまず屋那の船小屋へ。復元されたものではあ…