今回は伊那谷です。長野県南部にある南北に長い谷。 ▲地理院地図による、伊那谷の写真 伊那谷は古墳時代中頃の5世紀に飯田市付近でなんかいきなり前方後円墳がたくさん造られるようになり、にわかにおもしろい感じになります。当時の最先端産業である馬の飼育・繁殖が大々的に始まったのと、日本の東西を結ぶ道「古東山道」が伊那谷を通るルートで成立したらしい、というのがその理由とのことで(1)(2)、今で言うと高速道路が通って工業団地ができて町が発展した、みたいな感じかもしれません。 以下は6年ほど前に見に行った飯田古墳群の写真。形がよく残っていてよろしいです。 ▲飯沼天神塚(雲彩寺)古墳、2017年撮影 ▲御射…