徳次郎(とくじら) 宇都宮の次の宿場は徳次郎宿(とくじらじゅく)。宇都宮の市街地から、丘陵地の中へと進み、小高い山並みの中の谷あいに、この宿場町は位置しています。 「徳次郎」という字を見れば、誰が読んでも”とくじろう”。ところが、この地は、”とくじら”と読むのです。一風変わった宿場の名前に惹かれるように、私たちは、一気に徳次郎宿を目指します。(「徳次郎」の読みの由来については、次回のブログで紹介したいと思います。) 並木道 桜並木が終わった後は、次第に、杉の並木に移ります。この並木道、車道の左右に土盛の堤が築かれて、そこに木々が植わっています。 私たちが歩くのは、並木と民地の間の歩道。元々は、…