1R発売中に仮設整備棟に入ると、ボートがちょうど18艇。すべて準優組のボートなのであった。係留所の数やピット工事中による動線の都合などにより、その時点では準優組は着水待機ということになっていた模様。同時に一般戦組のボートはすべて水面にあったということにもなるわけで(通路のボート置き場には1艇もなし)、混乱が起きないようにという措置なのであろう。整備室内を覗けば、準優組の姿はなし。古結宏がぽつりとひとり、ペラを叩いていた。どうやらその時間、準優組は控室で過ごしていたようだ。 1Rが終了し、徐々に準優組が動き出す。菊地孝平がボートをリフトのほうへと運び始めた。着水一番乗りは予選トップ! 菊地は試運…