20日の新聞各紙では、中教審が、教員の教職調整額を、現行の4%から10%以上に引き上げるという文科省案を了承したことが大きな記事になっていた。残業の線引きが難しい教員は、残業代を支給しない代わりに教職調整額=基本給の4%というのが、一律に支給されている。「4%定額働かせ放題」として悪名高い制度だ。それを10%以上に値上げするというのだ。多くの記事でもそうだったが、大歓迎している教員はほとんどいない。それよりは各自の裁量で仕事が出来る部分を増やし、楽しく仕事が出来るようにしてくれよ、と思っているはずだ。なにしろ、悪いのは多忙ではなく、多忙の質なのだから。 教員の頭の上から落ちてくる大量のくだらな…