熱力学の法則に反して稼動する機械。ただしエネルギーを取り出せないものは、永久機関とは言わない。
永久機関は実現することは出来ない。これは、その存在が熱力学の法則に反しているからである。(どんなエネルギーであっても、最後には熱エネルギーへと変化する。そして逃げた熱エネルギーは、回収する事ができない)。永久機関はその開発に関して長い歴史を持っているが、真の永久機関が動いた例は一台としてない。動いたとされる永久機関の話はあるが、あくまで伝説の範疇を出ない。また過去にも、数例の「永久機関詐欺」と呼ぶべき事件が起きている。
2005年5月現在、47件が(特許:46件、実用新案:1件)登録されている。
(特許電子図書館→初心者向け検索→永久機関)
特許登録は法的な手続きの問題であり、永久機関が実現されたということではないことに注意。また、特許庁のhttp://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/tukujitu_kijun.htmは、永久機関が自然法則に反するとして、名指しで指摘している*1。