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永劫回帰

一般

永劫回帰

えいごうかいき

哲学者ニーチェが、彼の代表的著作である『ツァラトゥストラはこう言った』の中で提唱した概念。

すべての瞬間が、まったく同じ順序で永遠に何度も回帰する、という思想。

  1. その瞬間が永遠に何度でも回帰し反復することをさえ肯定しすすんで望むことができるように行為し、そのように生のすべての瞬間それぞれを「目的」や「理念」によってではなくそれ自体として肯定せよ、という倫理的な思想としての側面。いわゆる「最大の重石」
  2. 世界の出来事の可能な組み合わせは有限であり、世界の時間はこれまでに無限の時間が経過し、これからも無限の時間が経過する、という二点の前提から、これまでに起きうることはすべてすでに、起きたし、それも無限の回数起きた、またこれから同様におきうることはすべて無限の回数繰り返して起きる、そして、いまこの瞬間のこの出来事はそのひとつだから、やはり無限にこれまで反復され、これからも無限に反復される同じ出来事の反復の系列のひとつである、という認識。