祭典での雅楽奏楽をさせてもらうようになって約20年。 10年くらい前に「引退だな〜」という出来事があったものの、ご縁あって今に至ります。 最も多いのは結婚式での奏楽で、 一定の決まった進行が繰り返される中で際立つイレギュラーさゆえ、 仲間内では「びっくりランキング」的なものが存在します。 第一位は、 三々九度〜新郎新婦玉串奉奠〜指輪交換 ・・・の最中に結構な規模の地震発生。 震源地が比較的近く、地震発生30分前の予震も感じました。 後々知ったのは震源地ど真ん中に位置する城郭では石垣が崩れる被害が出るほどの揺れだったとのこと。 儀式進行役(この場合は宮司さん)の指示が出るまでは吹くのを止めるわけ…