押井守作品群のうち、首都警特機隊を描いた一連のシリーズをいう。『紅い眼鏡』『ストレイドッグ』『犬狼伝説』『人狼』など。
アメリカがモンロー主義で突っ走り、ナチス・ドイツはできたもののアドルフ・ヒトラーの爆殺により日本とは敵対関係になった状態で、第二次世界大戦に突入、ドイツと戦って負けた日本(「あの決定的な敗戦から××年」と言うオープニングでは原子爆弾による雲が描かれるが、「反応弾」は呉市と舞鶴市に落されたという設定)で、復興の際、都市部で出まくるテロリストだか不穏分子への対策として、首都だけを守る警察を作るに当たり、ドイツで開発されたプロテクトギアと呼ばれる装甲をいただく。お約束で警視庁VS警察庁のどろどろだの自衛隊との関係だのが出る。その首都警の紋所が三頭犬ケルベロスなのでケルベロス・サーガとかいう。