1914年10月1日生まれ。石川県根上町(現能美市)出身の文筆家。本名・中村義男。
1948年に朝日新聞が募集した全国高等学校野球選手権大会の歌に、
婚約者(後に妻)であった中村道子の名前を借りて応募。5252篇中の1位となる。
この歌は「栄冠は君に輝く」として知られる。
加賀自身は病で右足を切断した身であったため、生涯唯一度も甲子園に行ったことはなかった。
また、妻の名前で応募したのは、プロの文筆家であったため「懸賞金目当て」と思われるのが嫌だったからと言われている。
1949年、全国高等学校野球選手権大会の大会歌として発表。
1968年までは「中村道子作詞・古関裕而作曲」と表記されていた。
1968年の第50回大会を機に真相を公表し、晴れて「加賀大介作詞・古関裕而作曲」と表記されるようになった。
1973年6月21日、逝去。