天草四郎像 by:photo-ac 第123回は、長崎県の原城です。 寛永14年(1637)に勃発した島原・天草の乱で、天草四郎率いる一揆軍が立て籠もり、幕府軍と壮絶な戦いのあと全滅した原城ですね。 平山城で、有明海に突き出た断崖の上に築かれています。 本丸に建てられている天草四郎像は、長崎の平和記念像などを手掛けた北村西望(せいぼう)氏(南島原市出身)の製作です。 なお、島原城巽の櫓が、北村西望氏の記念館となっています。 原城は、「続日本100名城」(第188番)に選定され、国の史跡にも指定されているうえに、世界遺産の城址です。 平成30年に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産…