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河谷史夫

(一般)
かわたにふみお

1945年生まれ。朝日新聞の記者
早稲田大学卒業後、1970年に朝日新聞社入社。2003年1月より、朝日新聞の夕刊コラム「素粒子」を担当する。
その独特の文章・文章表現力は話題と注目を集めたり呼んだりする。山本夏彦を愛読する。
 
以前、朝日新聞の書評欄で渡辺淳一の『失楽園』を批判的に取り上げたため、反論される。
 

 一つの小説を小説として批判するのは自由で、そのかぎりではどんな厳しい批判も受けとめるが、このように無知をベースにした悪態だけの批評はいただけない。
 書評をする以上は、まず小説が好きなことが第一条件だが、この評者の意見には、小説を愛する姿のかけらもない。
 これが天下の朝日新聞の書評だから、呆れてものもいえぬが、多分、この評者はこれを書いたとき、女性にでも振られてアタマにきていたのだろう。そう思い直して、一度お会いして、文学についてのお話を伺いたいと思ったが、逃げまわるだけでいまだにお会いできない。
 きくところによると、この評者の河谷史夫氏は朝日の編集委員という肩書だが、その前は社会部に長くいた人だとか。それが編集委員などになって、舞い上ったのか。それはともかく、この人はなにやらベストセラーというものに、怨念をもっているかのごとくに見える。
 まあ往々にして朝日などには、大衆に迎え入れられるものを軽視して、そのくせ大衆に甘える、エセインテリ風の人が多いけど、この評者などは、さしずめ、その最たるものかもしれない。

(渡辺淳一「風のように」週刊現代1997年6月7日号より)
 
2006年1月10日、新成人に対して、朝日新聞のコラム「素粒子」において以下のテキストを書いたため、13日、浦安の市長、教育長名の抗議文が朝日新聞社社長あてに郵送された、と発表された。

浦安の新成人。遊園地のネズミ踊りに甘ったれた顔して喜んでるようじゃ、この先思いやられる。

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